トゥットゥルー♪
こにゃにゃちはレオナルドです!
本記事はこんな方にオススメ
この記事によって分かること
先にレオナルド的ザックリ結論を書くと
「インプットする際はアウトプットすることを見据えてインプットを行い、インプットとアウトプットの時間割合は黄金比の3:7がベスト。そのうえでアウトプットして初めて現実世界を変えることができる!」
といったところだと思います。単純にインプットの倍アウトプットをしようという事です。なんだか意外だと思いませんか?
能力アップ・スキルアップにはインプットだぜ!めっちゃ本読むぜ!ってなってませんか?本書は出だしからそんな固定概念を理論的に科学的に経験的にぶち壊してくれます。それではなぜこの結論に至るのか説明していきましょう。
アウトプットについて
アウトプットの定義
まずアウトプットの定義とはなんでしょう?
本書では下記の様に説明されています。
インプット…脳に情報を入れる、つまり「入力する」(例)「読む」「聞く」
アウトプット…脳に入った情報を処理し「出力する」(例)「話す」「書く」「行動する」
ここで重要なことはアウトプットして初めて現実世界を変えることができるということです。インプットは脳内世界が変わるだけで、外界に対して何ら影響を与えません。つまり、アウトプットがすべてを変えるということですね。
アウトプットの重要性
本書では冒頭で
「断言しましょう。圧倒的に結果を出し続けている人は決まって、インプットよりアウトプットを重視しています。」
と語られています。
本書では精神医学や脳科学、心理学等の側面からアウトプットについてアプローチされていますが、その観点からすると、脳は実際に知識を「使う」ことで「重要な情報」ととらえ、初めて長期記憶として保存し、現実に生かすことができるのだそうです。
著者の樺沢さん自身もアウトプット力が非常に高い方で、
メルマガ毎日発行 13年
Facebook、毎日更新 8年
YouTube、毎日更新 5年
毎日3時間以上の執筆 11年
年2~3冊の出版 10年連続
新作セミナー 毎月2回以上 9年連続
といったアウトプットお化けっぷりです。
結果、飛躍的な自己成長を日々体感できているのだそうです。
その代わり多忙なのかというとそういうわけではなく、18時以降は働かないなど、圧倒的に生産性が高いことがわかります。
なぜこんなことが実現できるかというと
ことが主な理由のようです。
何か特殊能力があって元々できた訳ではなく、いろいろ試行錯誤して現状に行き着いたということだと思います。結果、誰にでもできる再現性の高い内容になっていてますので簡単に見ていきましょう。
アウトプットと自己成長の関係
「成長曲線はアウトプットの量で決まる!」
本書によるとインプットと自己成長には相関関係はなく、重要なファクターはアウトプットの量だと断言されています。月に三冊本を読んで感想を述べるなどアウトプットを行う人と、10冊読んでそれで終わりの人では前者の人のほうが成長するとのこと。
これは実体験を振り返ってみても実感できるのではないでしょうか?
例えば、資格勉強や受験勉強など試験を受ける際の準備で問題を解くという行為をすると思います。さらによく考えると教科書やテキストを読む時間より最終的に問題を解いている時間の方に時間を割いていると思います。
大事な試験に臨むのに
「ひたすらテキスト読みました!それ以外なんもしてません!これで完璧です!」
そんな人いませんよね?間違いなく不合格です(笑)
ここでいう
「教科書やテキストを読む」=インプット
「問題を解く」=アウトプット
になっているのです。
最終目標が試験のようなアウトプットの際は、ほとんどの方が当たり前のようにアウトプットを自然と重視できているのです。なのに最終目標が定まっていない自己啓発等では急にアウトプットを疎かにしてしまうんですね。私も実際そうでした。その結果、効率的な成長ができないということになってしまいます。
アウトプットの4つの基本法則
2週間に3回使った情報は、長期記憶される
人間の脳は「重要な情報」を長期記憶として残し、「重要でない情報」を忘れるように作られているとのこと。「重要な情報」とは、インプットした後に何度も「使われる情報」とのことです。
ここで大事なのが
「重要な情報とは、自分が重要だと思っていることではない」
ということです。
例えば好きなことはすぐに覚えられるのに重要なことが覚えられないんだよなって経験一度はしたことがあると思います。あれは、単純に好きなことは何らかの形で、何度もアウトプットしているから長期記憶に保存されているんですね。
逆にどれだけ重要だと思っていても、その情報を使っていなかったら脳が重要ではない情報だと判断して、忘れてしまうということです。
ここで頻度ですが2週間に3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすいとのこと。これはエビングハウスの忘却曲線とも類似点があると思います。
出力と入力のサイクル「成長の螺旋階段」
ここまででインプットの重要性は伝わったかと思います。しかし、まずはインプットしなければアウトプットはできません。
インプットとアウトプットをどんどん繰り返すことで螺旋状に上へ上へと成長することができる。
これを「成長の螺旋階段」と本書では語られています。インプットとアウトプット好循環を習慣とすることで人は効率的に成長できるということですね。
インプットとアウトプットの黄金比は3:7
インプットとアウトプットの比率ですが、先に結論でも述べた通り黄金比は3:7という事です。インプットの倍アウトプットするべきということですね。これはコロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の実験データとのことです。
しかし、実際インプットの目的が試験などのようなアウトプット出ない限り黄金比とは逆にインプットを倍してアウトプットが疎かになっている人が多い傾向にあるようです。
アウトプットの結果を見直し、次に生かす
インプットとアウトプットの重要性と最適な比率は分かりました。これで闇雲にインプットとアウトプットを繰り返すだけでは、まだ成長できません。
「成長の螺旋階段」に必要な最後のピースが「フィードバック」です。アウトプットによって得られた結果を次のインプットに修正する作業がフィードバックです。
フィードバックを行うことで初めて「成長の螺旋階段」が完成するということですね。
アウトプット力を高める7つのトレーニング法
アウトプットの重要性を理解した上でアウトプット力を高めるためにはどうすればいいのでしょうか?本書には7つのトレーニングが紹介されています。
どれもやろうと思えばできることばかりですね。
すごく簡単なところでいうと学んだことを友達との雑談に入れてみるなんてことも立派な情報発信だと私は考えています。
私はYouTubeで学ぶことが好きなのですが、学んだ内容を次の誰かに話すということを遊びとしています。アウトプットを楽しむという事もとても重要だと本書に書かれています。
本記事もアウトプットする事が第一の目的になってます。
まとめ
現状に満足せず、何か改善しようと日々努力しているが思ったような結果が出ないと思っている方に、本当にオススメの本です。私も早い段階でこの本に出合えてよかったと思っています。
昨今、個人の情報発信は重要になってきています。ブログ,YouTubeを始めたいけどなかなか行動に移せない方は、アウトプットの道具・自己成長の道具として利用してみるのもマインドセットとしてはいいかもしれません。
他にもアウトプットについて語られていますので、気になった方はぜひ手に取ってみてください。本書の内容を少しずつ実行していけば、間違いなく世界が変わります。
コメント
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