トゥットゥルー♪
こにゃにゃちはレオナルドです!
今回はキングコング・西野亮廣さん著「新・魔法のコンパス」の書評というか感想です。
ある日、突然上司から渡された1冊が本書です。
なんとめっちゃおもろいし読みやすい!
1時間足らずで一気に読み終えてしましました。
本書の文章は語り口調で、中には上から目線と感じる方もいるようですが、私はとても読みやすいと感じました。
やりたいことがあるなら諦めるな!挑戦し続けろ!というメッセージが込められていました。
上司はいったい私に何を求めているんだろう?。。。w
まぁ、ほんとおもしろくて、いい上司に恵まれたものですwww
ということで話が逸れましたが本題へ入ります。
本記事はこんな方にオススメ
- キングコング・西野亮廣さん著「新・魔法のコンパス」の内容、要約が知りたい方
- 夢を追いかけている方
- 副業(複業)を考えている方
- 人生を変えたいと思っている方
本書は3部構成+近畿大学の卒業式で西野亮廣さんがスピーチされた内容になっています。
その3項目は
「お金」・「広告」・「ファン」です。
その中で、
挑戦を続けるための解決しなければならない問題が2つあり、それは「お金」と「広告」と本書では冒頭で語られています。
本書においての「お金」と「広告」についてのレオナルド的ザックリ結論、
- お金を稼ぐには「労働」ではなく「価値」を提供しよう!そのために「希少価値」の高い存在になろう!
- 広告の受け手側の発信力を生かした「効果的な広告」を出そう!
- リピーターを増やすには「期待値」をコントロールしよう!
といったところでしょうか。
それでは3項目についてもう少し詳しく見ていきましょう。
お金
挑戦を続ける為には、「お金」の問題から逃げちゃいけないよ。
挑戦を続けるには「お金」の問題を解決しなきゃいけないのに学校では教えてもらえない。
それどころか「お金」について考え、議論することが、下品で、卑しい行為の様に扱われてしまう。
おかげでボクらは、お金音痴のまま社会に放り出されて、「挑戦が成功する確率が低い身体」を引きずって、今を生きている。
なるほど、確かにこの問題は私も昔から疑問を抱いてました。
例えば、国税庁から発表されていた高額納税者名簿。
元祖であり最も公式な長者番付の事ですが、2004年を最後に、個人情報保護等の観点から廃止されています。
建前上、個人情報保護等の観点からの廃止になっていますが、要するに長者番付に掲載されることで納税額が多かった個人が特定され、特定された個人にとってトータルでマイナスの結果を生んでいたから廃止になったのでは?と私は考えています。
現在でもそうですが、お金をたくさん稼いだ結果に対して、その稼いだ方法や過程に関係なく誹謗中傷をぶつけられている状況をよく目にするような気がします。
もちろん、違法な手段で稼ぐことは論外で誹謗中傷の対象になるのは当然です。
でも、正当な手段でたくさん稼いだ事に対し、嫉妬や金儲けは悪いことだという思い込みによる誹謗中傷があることが、ほかのプラスになる要因を差し引いても、高額納税者(たくさん稼いだ人)にとってマイナスになっていたのだと想像します。
このことがおかしいことだと感じる人は世間でどれくらいいるでしょうか?
なにがおかしいのか?それは
高額納税者=たくさん税金を納めた人
です。となれば、たくさん税金を納めた人は基本的は、まず感謝されるはずなのではないでしょうか?
高額納税者からしたら、なんで稼ぎが税金でめっちゃ持ていかれた上に、感謝されて当然のところを誹謗中傷ぶつけられなあかんねん、てなりますよね。
これも全て、ほとんどの人がお金音痴のまま社会に放り出され、お金音痴だと気づくこともなく今を生きているからだと思います。
本書ではそこまで書かれてはいませんが、そういったことも含めてお金音痴と表現されているのかなと思います。
お金とは、「提供した労働の対価」ではなくて、「提供した価値の対価」。
ではお金とはいったいなんなのでしょうか?
本書では、「他者に提供した『価値』の対価」と語られています。
ここで大切なのが他者に提供した『労働』の対価ではないということ。
例えば、毎日一生懸命、穴を掘って埋める作業を繰り返してもそこに意味=価値がなければ、いくらその労働をしても対価であるお金をゲットすることはできません。
「お金を稼ぐ」というのは「誰からか富を奪う」ということではなく、「みんなの富を増やす」ということ。
ではお金を稼ぐとはいったいどういうことなんでしょうか?
お金音痴の私たちが、たくさん稼いでいる他人をみて何を思うでしょうか?
「思い浮かんでくる候補の中に、詐欺とか悪いことをして誰からか富を奪ったんじゃないのか?何やってるかわからないけど、一人だけいい思いしやがって。」
とか
「質素倹約が日本の美徳で、大儲けしている奴は下品で卑しい!」
なーんていう考えが少なからず出てくるのではないでしょうか?
前述のとおり、違法手段での稼ぎは論外ですが、
正当な手段でのお金儲けは一般的に思い込まれているように本当に卑しいことなのでしょうか?
本書では、「お金を稼ぐ」というのは「みんなの富を増やす」ということという説明を、2人しかいない星を例に解説されています。
解説内容がこちら↓
例えば、この星にボクとキミしかいないとする。
ボクは「1万円」もっていて、あなたは1円も持っていない。
この段階でこの星の富は「1万円」。
そして、ある日「1万円」が欲しくなったキミは「1万円分の価値がある洋服」作る。
ボクが、その洋服を「1万円」で買う。
すると、キミの手元には「1万円」があって、ボクの手元には「1万円分の価値がある洋服」がある。
結果、キミが「1万円」稼いでくれたおかげで、この星の富は「2万円」に増え、この星は豊かになった。
なるほど、まっとうにお金を稼ぐってことは、「みんなの富を増やす」ということだったんですね!
ということは収入を増やすということは「みんなの富を増やす」ということ。
では、どうすれば収入が増えるのでしょうか?
収入を増やしたかったら、キミの「希少価値」を上げよう。~希少価値を上げる方法とは?
本書では、収入を増やしたければ「希少価値」を上げるしかないと語られています。
そして、効率よく「希少価値」を上げる方法は「職業を掛け合わせる」こと、とのこと。
どういうことか言うと、ホリエモンもよく言っているような気がしますが、
何かの職業で、100人に1人の存在って、割とたくさんいるし、割と短い期間でなれます。
その後、その1つの職業で1万人に1人の「希少価値」のある存在になるには、100人に1人の存在になった時より時間がかかると思います。なんなら、いくら時間をかけてもなれない可能性もあります。
1つの職業で「希少価値」のある存在になるよりも、他の職業で100人に1人の存在になることで、100人×100人=1万人に1人の存在になるほうが、効率的に「希少価値」のある存在になれるんじゃない?ってことです。
さらに、もう一つ他の職業で100人に1人の存在になることで、100人×100人×100人=100万人に1人の存在になれちゃうよね?って話です。
西野さんも「職業を掛け合わせ」をしており、
お笑い芸人×絵本作家×オンラインサロンオーナー
といった具合で「希少価値」を高めることができるとのこと。
「希少価値」のある存在になったことで、仕事の依頼がどのように変わったかは本書に詳しく書いてあるので、気になった方は本書を手に取ってみてください。
と、ここまでが「お金」についての内容で、新しい気付きがいっぱいありました。
この項目だけで、結構長くなっちゃったので残り二つの項目は気になった言葉だけ並べます。。。。w
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ファン
まとめ
どんな状況の人にとっても、間違いなくモチベーションが上がる内容になっています。
また、とても読みやすく、というかどんどん続きが気になる感じで、ほんの1時間弱で一気に読めてしまえてこの内容は本当におすすめです。
さらに、最後には読者あての熱い熱い手紙があります。
この記事で、本書が気になった方は、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
最後に、本書にも記載がありますが、近畿大学の卒業式で西野亮廣さんのスピーチの動画貼っておきます。これもめっちゃおもろいです。
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