こんにちはレオナルドです!
本記事は、僕が実際に令和2年度の管理業務主任者試験に勉強時間30日で、約100時間で一発合格(38点、合格最低点37点)した実体験をもとに、管理業務主任者試験に最短一発合格する方法を紹介します。
また、僕は令和元年度に宅地建物取引士試験(宅建)に合格しているので、宅建の勉強経験者の方に特に参考にしていただければと思います。
もちろん、不動産関連資格の勉強初学者の方の勉強法も解説しているので、最後まで読んでいっていただけると嬉しいです。
管理業務主任者とは
マンションには「管理組合」というマンションを管理するための組織が必ずあります。
これは区分所有法という法律で義務付けられていて、マンション購入者は必ず組合に入らなければならないのです。
そして、その管理組合はマンションの維持のために、管理費等の徴収、建物の清掃、設備の点検・検査など行わなければなりません。
マンションを管理するためには法律や不動産の知識が必要ですが、マンション購入者の多くは法律や不動産の専門家ではありません。
そこで、管理組合が行う業務を「マンション管理会社」に委託するということが基本です。
マンション管理会社に業務を任せる際は、管理委託者とマンション管理会社との間で管理委託契約を取り交わさなければなりません。
その際に、管理委託契約に関する重要事項の説明や、管理委託契約書に記名押印をすることができるのが、法律や不動産の知識を持った管理業務主任者です。
管理業務主任者の価値&取得メリット
管理業務主任者には、管理委託契約に関する重要事項の説明や、管理委託契約書への記名押印といった独占業務があります。
また、マンション管理を受託する会社には一定数の管理業務主任者を設置する義務が法律で規定されています。
30管理組合につき1人以上の割合で管理業務主任者を設置する義務があり、有資格者の退職等により基準を満たさなくなった場合には2週間以内に基準を満たすように対応しなければいけません。
条件を満たさない事務所を開設するなど違反した場合には罰金を科されてしまうので、マンション管理会社にとって管理業務主任者は絶対に必要な存在となっています。
この独占業務があることと設置義務があることが、管理業務主任者を取得する価値の一つでもあり、一定の規模のマンション管理会社からすれば、常に必要としている人材のスキルになります。
ちなみに、名称が長いので「管業:かんぎょう」と略して呼ぶこともあります。
そして管理業務主任者になるためには、1年に1度の難関試験に合格しなければなりません。
勉強スケジュール
それでは勉強時間30日、約100時間で管理業務主任者試験に合格した勉強スケジュールを説明します。
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〇×一問一答形式の問題集を進め、解説が理解できないときは参考書orネット、動画で検索(25時間)
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過去問集を何周か回す(65時間)
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予想問題集を解く(10時間)
ある程度基礎知識あると思うのでいきなりアウトプットしながらインプットしていきましょう。
アウトプットの重要性は、過去記事で紹介しているので参考にしてみてください。
ちなみに、このスケジュールは宅建をある程度勉強した方対象です。不動産資格関連の勉強初学者の方は、何かしら参考書をさらっと読むことをこのスケジュールの前に追加してください。その際にオススメのテキストは次で紹介します。
僕が初学者の際宅建に合格するのに3カ月(約250時間)要したので、初学者の方の場合の勉強時間は250時間あればクリアできると思います。
宅建の勉強記事貼っておきますので、こちらも参考にしてみてください。
おすすめテキスト・参考書&問題集
すべて読んだわけではなく辞書のように使用しました。
まずはこれでアウトプット&インプットをしました。
一問一答を終えた後は実際の問題形式を解き進め間違えた肢(問題ではなく肢)をチェックして、1周を得た後はチェックした肢を解きチェックを外していきました。
また、不動産資格関連の勉強初学者の方でとりあえずまず重要になってくるのが民法です。
民法を学ぶ上で、僕は「管理業務主任者基本テキスト 2020年度版」は説明が板書的であまりおすすめではないかなと思います。
そこで、民法の学習でおすすめなのが、
このテキストは昔からある宅建試験勉強のベストセラーでTHE・王道です。
勉強するにあたって基本的に理論的な解説があり、実例での説明がありロジカルに学習を進めることができます。
理由がないことを丸暗記することが苦手な方には本当におすすめです。
とはいえ、条文や規則の数値などどうしても暗記しなければならない項目が出てきます。
そんな時は、らくらく宅建塾「伝家の宝刀」語呂合わせが用意されているので心配ありません。
おすすめ動画&サイト
元不動産会社トップセールスマンで現在は行政書士、ライター、YouTuberなど多方でご活躍の棚田先生のチャンネルです。
棚田先生は、元不動産会社トップセールスマンの経験を生かしたリアルな法律や不動産の話をもとに、試験問題の解説以外にも有益な情報を発信なさっていて、楽しく生きた知識を得ることができます。
こんな情報が無料で手に入れることができるなんてほんと神です!見ないだけで人生の8割損してますwww
アガルートアカデミーのチャンネルの中の工藤美香先生の講義動画がおすすめです。
スクールのチャンネルなので、試験項目すべての範囲を無料で見ることはできませんが、解説はとても分かりやすく有益です。
それより、工藤先生がかわいいので勉強しててまったく苦ではありませんwww
こちらのサイトには、過去ほとんどの年度の過去問と解説がそろっています。
また解説がかなり専門的でしっかり理解したい方にオススメです。こちらも使い方としては辞書のように使いました。
まとめ
僕の実体験から考えても、不動産資格関連の勉強初学者の方なら30日で管理業務主任者試験試験合格は可能です!
管理業務主任者は国家資格で独占業務もあり、近年人気の不動産業界でも重要性が増してくる雰囲気ぷんぷんです!
宅建士に加えて管理業務主任者を持っていると、管理会社としては使い勝手が良く人材としてかなり重要視されます。
宅建をゲットしてまだなんか物足りないなーと思っているそこのあなた!!!
宅建&管理業務主任者のダブルライセンスを取得して不動産王を目指しましょう!!!
ではまた!!!
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